
決まりごとがあるなら知りたいなぁ。
本記事ではこのようなお悩みを持つ方に向けて
- ブログ記事のタイトルの重要性
- ブログ記事タイトルを付ける際に必ず意識すべきポイント
- ブログ記事タイトルがさらに魅力的になる演出パターン
以上のような内容でお伝えしていきます。
ブログ記事のタイトルの重要性
ブログ記事を作成していくうえで必要な要素は以下の通りです。
- キーワード
- 記事タイトル
- 本文
細分化すればさらに要素は増えますが、まずはこの3つの要素を押さえることが大前提となります。
キーワード、さらに本文の重要性については何となく分かるのですが記事タイトルが重要な要素のひとつとして数えられる理由がいまひとつピンと来ないという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、記事タイトルはブログ記事を作成するうえでは非常に重要な要素なのです。
その理由としては以下のような点が挙げられます。
- SEOにおいて重要な要素のひとつだから
- ユーザーのクリック率に影響するから
- 注目を浴びることで拡散されやすくなるから
それでは順番に解説していきます。
SEOにおいて重要な要素のひとつだから
記事タイトルはGoogleが「そのページに何が書かれているのか?」を判断するための指標となります。
そのため記事タイトルには狙ったキーワードを必ず含めるようにしなければいけません。
キーワードを含んでおり、なおかつ適切なタイトルを付けることでGoogleから認識され、検索上位にランクされやすくなるのです。
ユーザーのクリック率に影響するから
記事タイトルはGoogleの評価だけではなく、検索結果におけるユーザーのクリック率にも影響します。
ユーザーは検索結果に表示されたタイトルを見て、自分が知りたい情報が書かれているかどうかを判断します。
せっかく検索上位に表示されてもタイトルが適切でなければユーザーからクリックされずに素通りされてしまいます。
注目を浴びることで拡散されやすくなるから
魅力的なタイトルの記事は注目を浴びやすく、ときにはタイトルが引き金となりブログ記事がバズる場合もあります。
一方、どんなに良質な記事であってもタイトルが魅力的でなければバズることはありえないでしょう。
SNSの拡散力は時に検索流入よりも強烈なパワーを生み出す場合もありますので、常に記事タイトルは魅力的なものとなるように意識すべきです。
ブログ記事タイトルを付ける際に必ず意識すべきポイント
ブログ記事のタイトルを付ける際に意識すべきポイントは以下の通りとなります。
- キーワードを含める
- 不自然にならない(キーワードを詰め込みすぎない)
- 適切な文字数(長すぎず短すぎず)
- 記事の内容が伝わるタイトルにする
- ベネフィットを伝える
キーワードを含める
SEO対策、ユーザーへのアピール、両面での効果を図るうえでタイトルにキーワードを含めることは必須条件となります。
これからブログを作っていく場合、いきなり1語のみのビッグキーワードで検索上位表示を目指すのは難しいですので、必ず複合キーワードも含めて記事タイトルを作成するようにしましょう。
また、検索流入を意識するのであればなるべくメインとなるキーワードは左詰めにするようにすると良いでしょう。
例えば、「ラーメン」というメインキーワードを用いて記事を書くとします。
その際に、複合キーワードとして「東京」、「おすすめ」というキーワードを選び、次のようなタイトルを付けたとします。
「ラーメンが食べたい!東京でおすすめの厳選5店を紹介!」
例外はありますが、基本的にタイトルの前半部分にあるキーワードほど重要であるとGoogleには認識されます。
これが、以下のように、
「東京でおすすめのラーメン店はどこ?厳選5店をランキング!」
となると「東京」が最も重要なキーワードとなってしまいますので、狙ったメインキーワードで上位表示させることが困難となるのです。
最初から、「東京 おすすめ ラーメン」という3語のみで上位表示を目指すのであれば問題ないのですが、最終的には「ラーメン」という1語のみ、あるいは「ラーメン 東京」という2語での上位表示を目指すのであれば、メインとなるキーワードはなるべく左詰めにするようにしましょう。
不自然にならない(キーワードを詰め込みすぎない)
キーワードを詰め込みすぎて日本語としておかしなことになってしまっているタイトルページはトレンドブログなんかでよく見かけますね。
その意図としては色んなキーワードで集客したいということなのでしょうが、あまりに詰め込みすぎて不自然なタイトルとなっている記事は誰もクリックしません。
タイトルに含めるキーワードは2~3語程度に留めてユーザーにとって分かりやすいものにするようにしましょう。
適切な文字数(長すぎず短すぎず)
ブログ記事タイトルを付けるうえで気になるのが文字数です。
一昔前まではGoogleの検索結果に全文表示されるように「全角32文字以内」でタイトルを決めるというのが半ば常識でした。
しかし、現在ではYahoo、Googleともに全文表示は「全角28文字まで」となっています。
では最適な文字数は「28文字」なのかというとそうとも言い切れません。
というのもスマホの場合はブラウザによって違いはあるのですが、40文字程度まではタイトル文字を表示してくれるからです。
いまではネットユーザーの9割程度がスマホからの閲覧と言われていますので、キーワードをしっかりと入れ込み、なおかつインパクトがあるタイトルにするのであれば目一杯の40文字でタイトルを作ることを推奨する声もあります。
しかし、これは主観ではありますがあまりに長いタイトルはやっぱり「狙った感」を感じてしまいますし、PCからの閲覧もゼロではない以上はあまりに長すぎるタイトルは好ましくないのではないかと思います。
というわけで最適なブログ記事タイトルの文字数は長すぎず短すぎずの30文字前後というのがいまのところの僕の見解です。
記事の内容が伝わるタイトルにする
記事タイトルはひと目見てどのような内容が書かれているのかがユーザーに伝わるようにしましょう。
とはいえキーワードも含んで文字数も30文字前後で決めるとなるとひと目で記事の内容が伝わるようなタイトルを付けるというのは至難の業ともいえます。
そのため、伝えたい内容についてはあれもこれもと詰め込むのではなく最も伝えたい点に絞るようにすると良いでしょう。
ベネフィットを伝える
記事タイトルには内容だけではなくその記事を読むことで読者にとってどのようなベネフィットがあるのかが伝わるように付けると良いでしょう。
例えば本記事のタイトル「ブログ記事タイトルの付け方でもう悩まない!意識すべきポイントまとめ!」では「~もう悩まない!」という部分がベネフィットの提供部分となります。
「~解決」、「~成功」などその記事がどのようなベネフィットをもたらしてくれるのかを表すワードを含めるようにすると魅力的なタイトルに仕上がります。
ブログ記事タイトルがさらに魅力的になる演出パターン
前項では記事タイトルを付ける際に最低限意識すべきポイントについてお伝えしましたが、本項ではさらにタイトルが魅力的になる演出パターンについて解説していきます。
これらの演出パターンは必ずしも意識すべきポイントというわけではありませんが、タイトル付けのバリエーションが広がりますので「魅せ方」のひとつとして覚えておくと良いでしょう。
- ターゲットを絞る
- 意外性で惹き付ける
- 具体的な数字を入れる
- 網羅性をアピールする
- 即効性を強調する
ターゲットを絞る
「初心者向け」、「〇〇な人必見!」といったセリフで読み手のターゲットを絞ることで自分事として興味を抱いてもらうようにします。
ユーザーはタイトルを見て自分にとって必要な情報がその記事に載っているのかどうかを判断します。
そのためタイトルで「自分事化」を図ることで狙ったターゲットのクリックを誘発することが可能となります。
意外性で惹き付ける
「誰もが常識と思っていたこととは違うことが書かれている」と感じさせることで記事の内容に興味を持ってもらうようにユーザーに訴求するテクニックです。
このテクニックは一般書籍のタイトルでも多く活用されています。
「学年ビリのギャルが慶応大学に現役合格した話」
「英語は絶対勉強するな」
タイトルの意外性に惹かれて思わず中身を読んでしまいたくなりますよね。
ただし、あまりに盛りすぎてタイトルと中身がミスマッチになってしまうと一気に読者の信用を失いかねませんので活用する際には注意が必要です。
具体的な数字を入れる
人は客観的なデータや数字を示されるとその内容が正しい根拠に基づいたものであると感じます。
そのためタイトルに数字を入れることでリアル感を演出することが出来ます。
「99%の人が驚きの効果を実感!」
「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」
また単純に数字を加えるだけで具体性が高まりますので、「おすすめの〇〇10選」、「10ステップで実現する〇〇」といった使い方も効果的です。
網羅性をアピールする
タイトルで網羅性をアピールすることでユーザーに「この記事さえ読めば大丈夫だ」と印象付けることができます。
具体的には「~の全知識」、「~の完全解説」、「〇〇一覧」、「〇〇まとめ」といったタイトルで網羅性を演出するようにすると良いでしょう。
即効性を強調する
この記事を読めば「すぐに」、あるいは「簡単に」問題を解決することができることを訴求する場合に活用する演出テクニックです。
「今日から使える〇〇健康法」
「3日でマイナス5kgを実現!驚異の〇〇ダイエット法」
この演出テクニックも奇をてらいすぎて記事内容とかけ離れたタイトルとならないように活用する際には注意しましょう。
まとめ
記事タイトルを付ける際に最低限意識すべきポイントは以下の通りです。
- キーワードを含める
- 不自然にならない(キーワードを詰め込みすぎない)
- 適切な文字数(長すぎず短すぎず)
- 記事の内容が伝わるタイトルにする
- ベネフィットを伝える
さらに記事タイトルを魅力的に演出する際には以下のようなテクニックを駆使すると良いでしょう。
- ターゲットを絞る
- 意外性で惹き付ける
- 具体的な数字を入れる
- 網羅性をアピールする
- 即効性を強調する
記事タイトルはSEO的な観点からも重要ではありますが、とにかくユーザーの興味を引きブログに訪問してもらうためにも手を抜くことが出来ないブログ施策のひとつと言えます。
今回ご紹介したテクニックを活用したり、実際に他のブログの記事タイトルなどを参考にして、魅力的な記事タイトルを付けるようにしましょう。