Broken Link Checkerの使い方と重くならない設定方法

リンク切れを防ぐためにBroken Link Checkerを導入したいです。
導入するとサイトが重くなるって聞いたことがあるんですけど本当なんでしょうか・・・?
本記事ではこのような疑問をお持ちの方に向けて
  • Broken Link Checkerとは?
  • Broken Link Checkerは重い?
  • Broken Link Checkerの設定方法
  • Broken Link Checkerの使い方

以上のような内容でお伝えしていきます。

Broken Link Checkerとは?

Broken Link Checkerとはサイト内のリンク切れをチェックしてくれるプラグインです。

リンク切れを放置したままにしているとユーザビリティの低下につながりSEO的にも好ましくありません。

とはいえ、リンク先のページが削除されていたり、そもそもリンクURLのスペルが間違っていたとしてもなかなか気づけるものではありませんよね?

Broken Link Checkerを導入すれば、定期的にサイト内のリンクをチェックしてくれますので、リンク管理の手間を省くことが出来ますのでサイト運営が非常に楽になりますよ。

Broken Link Checkerは重い?

Broken Link Checkerについて調べると「重い」というサジェストキーワードが表れるほどにBroken Link Checkerは重いプラグインであるというのは周知の事実と言えそうです。

理由としてはリンク切れをチェックするためにプラグインがサイト内をくまなく巡回するためにサーバーに負荷が掛かることが原因です。

とはいえ常にプラグインが動作しているわけではありません。

プラグインが動作していない間はサーバーに負荷が掛かることはありませんし、後述する設定方法によってはサーバーへの負荷を軽減することも出来ますのでさほど心配することはないと思います。

Broken Link Checkerの設定方法

それでは実際にBroken Link Checkerを導入していきましょう。

Broken Link Checkerのインストール

ダッシュボードの「プラグイン」→「新規追加」と進み、検索窓に「Broken Link Checker」と入力します。

「今すぐインストール」をクリック、さらに「有効化」をクリックします。

以上でBroken Link Checkerのインストールは完了です。

Broken Link Checkerの設定

Broken Link Checkerをインストールしたら、ダッシュボードのメニュー「設定」→「リンクチェッカーと進みます。

すると設定画面が表れますので適宜設定を行っていきます。

「一般設定」は以下のように設定します。

変更箇所は以下のとおりです。

各リンクをチェック:72 → 168 に変更
リンクをチェックする間隔ですが、デフォルトでは72時間(3日毎)となっているサイクルを168時間(一週間毎)に変更します。
リンクをチェックする間隔を長くすることでサーバーの負担を軽減します。
リンクの調整:「削除したリンクにカスタム CSS を適用する」、「検索エンジンにリンクエラーをたどらせない」にチェックを入れる
「削除したリンクにカスタム CSS を適用する」にチェックを入れておくと、リンクエラー同様に削除したリンクのテキストに打ち消し線を入れてくれます。
「検索エンジンにリンクエラーをたどらせない」にチェックを入れておくと、そのリンクに自動的にnofollow属性を付与し、検索エンジンがそのリンク先をクロールしなくなります。
提案:「リンク切れに代わるものを提案する」のチェックを外す
特に必要ない機能かと思いますのでチェックを外しておきます。
ここまでの作業を終えたら「変更を保存」をクリックします。
続いて「高度な設定」を以下のように設定します。
変更箇所は以下のとおりです。
リンクモニター:「バックグラウンドで1時間ごとに実行する」のチェックを外す
ここもサーバー負荷を軽減するためにチェックを外しておきます。
サーバー負荷の制限:必要に応じて変更する
サーバー負荷の制限は小さい値ほど負荷を軽減することが出来ます。
デフォルトでは「8.00」となっていますが、現在の負荷を超えている場合は+1~2くらいの値に設定しておきましょう。
ここまでの作業を終えたら「変更を保存」をクリックします。
ここで紹介した設定以外は全てデフォルトのままで大丈夫です。

Broken Link Checkerの使い方

リンクエラーを確認・修正するにはダッシュボードの「ツール」→「リンクエラー」と進みます。
リンクエラーがある場合は、エラー数も表示されます。
リンクエラーの有無については、メールでのお知らせ、またダッシュボード内のメッセージでも確認することが出来ます。
リンクエラーの確認画面では左側から
  1.  エラーが発生しているリンクURL
  2.  リンクエラーの内容
  3.  エラーが発生しているリンクテキスト
  4.  リンクエラーが発生した記事

以上のような内容を確認することが出来ます。

リンクエラーを修正する場合は、リンクURLの下に表示されている「URLを編集」をクリックします。

URLの編集を終えたら「更新」をクリックします。

修正が正しく反映されているかを確認するためには「再確認」をクリックします。


ステータスが「200 OK」と表示されていれば修正は完了です。

あとがき

ブログを長く運営しているとリンク切れは必ず発生します。

ユーザービリティの低下を防ぐ目的の他にも、エラーを起こしているリンクがアフィリエイトリンクの場合には機会損失にもつながりますのでリンク管理は怠らないようにしたいものです。

今回ご紹介したプラグイン・Broken Link Checkerはリンク管理の手間を大幅に減らすことが出来ますのでおすすめですよ。