
- ブログジャンルを選ぶ際のポイント
- ブログで稼ぐことが出来るジャンルとは?
- ブログジャンルを決定する手順
- ブログジャンルを決定する際の注意点について
ブログジャンルを選ぶ際のポイント
ブログマネタイズを意識するのであれば必ず「稼げるジャンル」、言い換えれば「市場規模が大きいジャンル」に参入することが重要なポイントとなります。
「ブログで稼ぐ」と聞くと好きなことや趣味の話題を発信してお金を稼ぐイメージがありますが、あなたの趣味や得意なことが必ずしも「お金になる」とは限りません。
あなたの得意なことや趣味が「稼げるジャンル」と合致していれば良いのですが、そうでないのであればまずは稼げるジャンルへ参入するということを意識するようにしましょう。
とはいえ、あまりに自分にとって興味のないジャンルに参入してしまうとブログを続けることが苦痛になってしまい、最悪の場合は途中で挫折してしまうかもしれません。
どれだけ「稼げる」とされるジャンルであっても全く興味が湧かないジャンルであれば、ブログを続けること自体が困難となってしまう危険性があるのです。
そこでブログジャンルを選ぶ際にはまずは「稼げる市場」ありきで考えたうえで「自分でも取り組むことが出来るテーマ」を選定するようにしましょう。
具体的には「調べたり、勉強することが苦にならないジャンル」を選ぶべきです。
こうした観点から参入ジャンルを決めることで「稼げる確率」を高めるとともに「記事更新が出来ずに挫折してしまう」という危険性を回避することが可能となります。
ブログで稼ぐことが出来るジャンルとは?
ブログで稼ぐことが出来るジャンルを考えるうえで参考になるのが「HARMの法則」です。
「HARMの法則」とはメンタリストDaiGoさんが提唱する法則で、人が抱える悩みの9割はHARMに集約され分類できるとされています。
HARMとは以下の4つの悩みの頭文字を表しています。
- Health(ヘルス) :健康、美容、コンプレックス
- Ambition(アンビション) :夢、将来、キャリア
- Relation(リレイション):人間関係、結婚、恋人、会社
- Money(マネー):お金、投資、節約、貯金
ブログマネタイズの基本は「読者が抱える悩みに関する情報を発信し、その悩みを解決出来る方法(商品、サービス等)を紹介する」ことです。
人が抱える悩みはHARMの4つに分類されますので、これらのジャンルこそが「稼げるジャンル」であり、今後も廃れることがない普遍的なテーマであると言えます。
ブログジャンルを決定する手順
ブログジャンルを決定する手順は以下の通りとなります。
- HARMの中から悩みをひとつ選ぶ
- ターゲットとなる年代を決める
- ターゲットが抱える悩みを具体的にイメージする
- 悩みの解決方法を考える
- 解決方法を細分化して参入ジャンルを確定する
① HARMの中から悩みをひとつ選ぶ
前項で解説した「HARM」の中から参入するジャンルをひとつ選びます。
選ぶ際のポイントとしては
- そのジャンルにまつわる専門的な知識がある
- 過去にその悩みを克服した経験がある
- 自分自身が興味・関心があるテーマ
以上のような観点から選ぶようにしましょう。
例えば、本業が金融関係の人であれば「Money」ジャンルに参入することで専門的な見地からコンテンツを発信することが出来るでしょう。
また、過去に同様の悩みを抱え、その悩みを克服した経験があるのであれば発信するコンテンツに深みが増します。
なにより、いずれの場合においても知識や経験があるのでコンテンツ作成が苦になることがないというメリットがあります。
知識や経験がない場合は、調べたり、学習しても苦になることがないように自分自身が興味・関心が持てるテーマを選ぶようにしましょう。
② ターゲットとなる年代を決める
人が抱える悩みはHARMに大別されますが、年代によってその悩みの内容は変わってきます。
例えば同じ「肌の悩み」であっても10代ではニキビや吹き出物といった悩みが主だったものとなりますが、これが40代、50代となるとシミやシワといった悩みが主だったものとなります。
ターゲットとなる読者層の年代をある程度絞ることで訴求力が増し、稼げる確率が高まります。
基本的には自分の年齢に近い年代層をターゲットにしたほうが悩みをより具体的にイメージすることが出来ると思いますのでおすすめです。
③ ターゲットが抱える悩みを具体的にイメージする
次に「HARM」✕「年代」で決定したターゲットが抱える悩みを具体的にイメージします。
例えば「Money」✕「40代」であれば、「住宅ローン」、「教育費」などお金にまつわる悩みは尽きないものと思われます。
ターゲット層が抱える悩みを具体的にイメージすることで実際にブログ記事を作成する際のキーワード選定が容易になったり、より共感を得ることが出来る記事内容とすることが可能となります。
④ 悩みの解決方法を考える
ターゲットが抱える悩みが具体的にイメージ出来たら、その悩みを解決するための方法を考えます。
例えば、「Ambition」✕「30代」のターゲットが抱える「キャリアアップ」に関する悩みを解決する場合について考えてみたいと思います。
30代といえばがむしゃらに目の前の仕事に没頭し、知識や経験を蓄える時期も終盤を迎え、今後のキャリアについて真剣に向き合う時期です。
さらなるキャリアアップを目指すのであれば、「資格取得」、「転職」、「独立開業」といった手段が解決方法として考えられます。
これらの解決方法の候補の中からあなたの得意なこと、もしくは興味・関心があることを選ぶようにしましょう。
⑤ 解決方法を細分化して参入ジャンルを確定する
最後に解決方法を細分化して参入するジャンルを確定します。
先程、「Ambition」✕「30代」のターゲットが抱える「キャリアアップ」に関する悩みの解決方法として「資格取得」、「転職」、「独立開業」といった手段が考えられました。
この中から「資格取得」という解決方法を選んだと仮定します。
キャリアアップを図る30代に向けて「資格取得」を提案するブログを作成していくという大枠は決定しましたが、さらにその内容を細分化していきます。
具体的には
- 書籍・教材
- 通信教育
- スクール
さらに
- プログラミング
- 英会話
- etc.
以上のように細分化します。
このように細分化したジャンルの中からひとつを選んでその特化ブログを作成していきます。
例えばこの場合には「キャリアアップを図る30代に向けて通信教育でプラグラミング技術の習得を推奨するブログ」と言う形となります。
このように参入ジャンルを限定することで属性を絞ることが可能となるため、ライバルの数はグッと少なくなります。
「稼げるジャンル」でありながら、かつライバルが少ない場所を狙うことでピンポイントの情報発信のみに徹することが出来るのでロングテール系のキーワードで読者のニッチな悩みに答えることも容易となります。
結果として、ある一定のターゲット層に対しては内容が濃いブログに仕上げることが可能となり、稼げる確率も高まります。
ブログジャンルを決定する際の注意点について
前述したように人が抱える悩みのほとんどは「HARM」に集約され、これらの悩みに関するジャンルがいわゆる「稼げるジャンル」であることは間違いないのですが同時にYMYLとなる可能性も高いため注意が必要となります。
YMYLとは「Your Money Your Life」の略称であり、Googleの品質評価ガイドラインに定められた項目となっています。
YMYLを扱ったコンテンツに関してはかなり厳しい評価基準が設けられていますのでGoogleでの上位表示はかなり難しくなります。
そのため対策としては悩みのタネはそのままに提示する解決策や情報はYMYLに触れることがないコンテンツとなるように注意を払うか、あえてYMYLジャンルに参入するのであればSEOは諦めてSNS集客に注力するなどの工夫が必要となります。
以下の記事ではYMYLのガイドラインに引っかかることなくアフィリエイトブログを展開する方法について説かれた無料レポートを紹介していますので、参考にしてみてください。
>>グーグルのYMYLをすり抜けYMYLに関連した商材をアフィリエイトして稼ぐ方法とは?
まとめ
それでは今回の記事内容についてまとめておきたいと思います。
ブログジャンルを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 「稼げるジャンル」に参入することを意識する
- 自分が興味・関心を持って取り組むことが出来るジャンルを選ぶ
「稼げるジャンル」≒「HARM」となります。
HARMとは以下の4分野の悩みを指します。
- Health(ヘルス) :健康、美容、コンプレックス
- Ambition(アンビション) :夢、将来、キャリア
- Relation(リレイション):人間関係、結婚、恋人、会社
- Money(マネー):お金、投資、節約、貯金
ブログジャンルを決定する手順は以下の通りとなります。
- HARMの中から悩みをひとつ選ぶ
- ターゲットとなる年代を決める
- ターゲットが抱える悩みを具体的にイメージする
- 悩みの解決方法を考える
- 解決方法を細分化して参入ジャンルを確定する
ブログマネタイズが目的であればジャンル選びは非常に重要です。
今回の記事を参考に自分が興味・関心を持って取り組むことが出来て、なおかつ稼げる確率が高いジャンルを選ぶようにしてください。