初心者でも簡単に記事が作れるブログの書き方テンプレートを解説!

ブログを開設したのですが記事が上手く書けません。書き方のテンプレートのようなものがあれば教えてほしいのですが・・・。

このようなお悩みを抱えているブログ初心者の方は多いのではないでしょうか?

ご安心ください。

実はブログ記事には構成・書き方におけるテンプレートが存在するのです。

ということで今回はブログ記事作成が楽になる「ブログ記事の書き方テンプレート」について解説していきたいと思います。

普段あなたが何気なく読んでいるブログ記事も大体はこうしたテンプレートに沿った構成・書き方になっているはずです。

ブログを始めたばかりの初心者の方でもテンプレートに沿って文章を作成すればかなり楽に記事を仕上げることが出来るようになるはずですのでぜひ試してみてください!

ブログ記事の書き方テンプレート

ブログ記事の基本的なテンプレートは以下のような構成となります。

ブログ記事を作成する場合は

  1.  書き出しパート
  2.  本文パート
  3.  まとめパート

以上の3つのパートから構成するようにするのが基本となります。

それでは各パートの書き方について順に解説していきます。

書き出しパート

書き出しパートは以下のような構成となります。

  • <H1>タイトル
  • リード文

<H1>タイトル

何はなくともまずは記事タイトルです。

記事タイトルは狙いたいキーワードを含めた30文字前後の文章でまとめるようにしましょう。

>>ブログ記事タイトルの付け方でもう悩まない!意識すべきポイントまとめ!

 

記事タイトル直下にはアイキャッチとなる画像を挿入するのが一般的です。

画像は必須ではありませんが、文字のみのコンテンツよりは画像があったほうが読者さんに柔らかい(読みやすい)イメージを持ってもらえるかと思いますので出来れば記事の内容に合う画像を用意するようにしましょう。

リード文

続いて記事の冒頭部分となるリード文です。

リード文にもある程度決まったテンプレートがあります。

一般的には以下のような要素をリード文には含めると良いとされています。

  1.  読者が抱えている悩みや問題の提起
  2.  記事を読むことで得られる結果
  3.  ②で示した結果が得られる理由や根拠
  4.  読了後の未来の提示

実は本記事のリード文もこのテンプレートに沿って書かれています。

それぞれの対応箇所は以下の通りです。

 

① 読者が抱えている悩みや問題の提起

② 記事を読むことで得られる結果

③ ②で示した結果が得られる理由や根拠

④ 読了後の未来の提示

リード文のテンプレートは大体こんな感じです。

自分なりにアレンジを加えるなどして決まった「型」を作り上げることで書き出し部分の作成が非常に楽になります。

本文パート

続いてはブログ記事内では核となる部分である本文パートについて解説していきます。

本文パートでは

  • <H2>タイトル:見出し
  • 本文:見出しの内容についての説明文

以上のような構成で2~3つ程度の文章を作成するのが基本となります。

本文パートは以下の書き方テンプレートに沿って作成します。

  • PREP法
  • SDS法
  • ホールパート法

PREP法

ブログ記事で最も多く使われる書き方テンプレートが「PREP法」と呼ばれる文章構成です。

PREPとは以下の4つのパートの頭文字を表しています。

  • Point:結論
  • Reason:理由
  • Example:具体例
  • Point:結論

以下はPREP法を使った例文となります。

P:「〇〇」という転職サイトには絶対登録しておいたほうが良いですよ。
R:なぜなら「〇〇」は登録無料で求人数は業界トップクラスだからです。
E:僕の友人も「〇〇」を利用して転職することでキャリアアップに成功しました。
P:キャリアアップ転職を望むなら「〇〇」への登録は必須ですよ。

最初に結論を提示し、その根拠となる理由・具体例を説明することでその結論を再度強調する文章構成がPREP法です。

ブログ記事のテンプレートとしては最もスタンダートな文章構成ですので、基本的には「PREP法」に当てはめて文章を作成するようにすると良いでしょう。

SDS法

「SDS法」のSDSとは以下の3つのパートの頭文字を表しています。

  • Summary:要点
  • Details:詳細
  • Summary:要点

以下はSDS法を使った例文となります。

S:アフィリエイトは在宅副業に最も適したネットビジネスです。

D:アフィリエイトは僅かな初期費用のみで簡単に始められるネットビジネスとして広く知られています。また時間的な拘束がありませんので本業を持つサラリーマンの方や主婦の方でもスキマ時間を利用して取り組むことが可能です。副業でありながら月に100万円以上というありえないほどのアフィリエイト収入を稼ぐ人も存在しますのでチャレンジする価値はおおいにあると思います。

S:簡単に始められるうえに大きく稼ぐことが出来る可能性を秘めるアフィリエイトは「副収入が欲しい」と考えている人にとっては最も適した副業であると言えます。

まずは結論ありきで文章を始め、結論で文章を締めるという点においてはPREP法と同様の文章構成となっていますが、結論に対する理由や具体例がない場合はSDS法を活用します。

主に語句解説やノウハウ系の記事の場合には重宝する書き方テンプレートです。

ホールパート法

ホールパート法とはホール(全体)とパート(部分)から構成される書き方テンプレートです。

具体的には「最初に全体像を伝えて、次に部分的に詳しい解説をしていく」という感じです。

以下はホールパート法を使った例文となります。

ホール:「〇〇」という商品の特徴は3つあります。

パート:「〇〇」の特徴その1は✕✕であるという点です。

パート:「〇〇」の特徴その2は▲▲であるという点です。

パート:「〇〇」の特徴その3は■■であるという点です。

ホール:以上、今回は「〇〇」の特徴を3つご紹介しました。

例文では「ホール(全体)→ パート(部分)→ ホール(全体)」という形を取っています。

この場合には「ホールパートホール法」とも呼ばれます。

SDS法と似た構造となりますが、SDS法で言うところのDetails(詳細)部分が複数ある場合はホールパート法を用いて文章作成するとスッキリとした構成となります。

パート(部分)の文章は<H3>タグで囲み、階層構造にするのがホールパート法の基本的な使い方となります。

 

ブログ記事の書き方テンプレートは他にも様々なものがありますが、基本的には今回ご紹介した3つの書き方テンプレートで事足りるかと思います。

今回ご紹介したテンプレートを使いこなせるようになったらさらに他の書き方テンプレートについても学んでいくようにすると良いでしょう。

まとめパート

最後はまとめパートです。

まとめ文には以下のような要素を含めます。

  • 記事内容の要約・まとめ
  • 読者への行動を促す
  • CTA

記事内容の要約・まとめ

「まとめ」という文字通りに記事の内容をまとめて再度、読者に記事の重要なポイントを伝えます。

重要なポイント毎に箇条書きにすると読みやすい文章になります。

また、本文中では触れることがなかった補足情報などがあれば、まとめパートに載せるようにしましょう。

読者への行動を促す

悩みを解消するためにあなたの記事を最後まで読み進んだ読者が読了後に起こすべき行動を具体的に伝えます。

行動を促す文章には「ベネフィット」を用いるのが良いとされています。

ベネフィットとは「行動を起こすことで得られる未来」のことを指し、マーケティング用語として広く知られています。

  • 「~することで理想の生活を実現しましょう」
  • 「~を実践して最初の一歩を踏み出してください」

以上のようにベネフィットを提示して、次の行動を促すことでCTAへとつなげることが可能となります。

CTA

CTAとは「Call To Action」の略称で「行動喚起」という意味です。

前述した「行動を促す文章」に続いて実際に行動を起こしてもらうためのリンクを用意します。

用意するリンクは

  • アフィリエイトリンク
  • 関連記事へのリンク

の2種類となります。

当初からセールスを目的とした記事の場合はアフィリエイトリンクを用意し、集客を目的とした記事であれば関連記事へのリンクを用意して、さらにブログ内を回遊してもらうようにしましょう。

まとめ

それでは今回の記事内容についてまとめておきたいと思います。

ブログ記事の構成は

  1.  書き出しパート
  2.  本文パート
  3.  まとめパート

以上の3つのパートから構成するのが基本となります。

書き出しパートにおけるリード文には

  1.  読者が抱えている悩みや問題の提起
  2.  記事を読むことで得られる結果
  3.  ②で示した結果が得られる理由や根拠
  4.  読了後の未来の提示

以上のような要素を含めるようにすると良いでしょう。

本文パートでは

  • PREP法
  • SDS法
  • ホールパート法

以上、3種類の書き方テンプレートに沿って記事作成すると簡単に分かりやすい文章を作成することが出来ますよ。

記事を締めくくるまとめパートでは

  • 記事内容の要約・まとめ
  • 読者への行動を促す
  • CTA

以上のような要素を含めるようにしましょう。

 

記事作成に不慣れなうちは今回解説したテンプレートに当てはめて記事を作成するようにすると良いでしょう。

記事作成に慣れてくれば、自分なりの「型」が出来上がり時間や労力も大幅に削減できるようになるはずです。

「継続は力なり」でブログ更新を頑張っていきましょう!